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外交部「開放と協力が貿易の道を広げる」

2018-04-17 19:24:55     cri    
 外交部の華春瑩報道官は17日北京で、「中米間の貿易摩擦の本質は、多国間主義と単独行動主義、そしてグローバルな自由貿易と貿易保護主義との戦いだ」と述べました。

 中国はこのほど、日本およびインドとそれぞれ経済対話を行い、日本とインドはいずれも、ルールに基づいた貿易体制を支持し、世界貿易機関(WTO)を中心とする世界の自由貿易体制を維持する立場を表明しました。

 この出来事を踏まえて、記者からは、「両国が表明した立場は、激化する中米貿易摩擦を背景に、中国側が多くの国から支持を受けていることを意味するか」との質問がありました。

 これに対し華報道官は、「中米間の貿易摩擦の本質は、多国間主義と単独行動主義の戦いであり、グローバルな自由貿易と貿易保護主義の戦いだ。封鎖を実施すれば最後には行き詰まる。開放と協力によって、道はますます広くなるのだということを、歴史が何度も証明してきた」と答えました。

 華報道官はさらに、「中米両国はいずれも世界の大国であり、互いに尊重し合い、互恵協力を求めるべきである。もしアメリカ側が潮流に逆らうのであれば、我々は準備を整えて敵を迎え、この多国間主義と自由貿易主義を守る戦いに勝つことになるだろう」と示した上で、「これは、中国側の合法的な権益を維持するためだけのものではなく、世界の多国間貿易体制とルールを維持するためのものだ」と述べました。

 (hj、謙)

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