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韓国大統領府青瓦台(チョンワデ)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官によりますと、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、南北首脳会談準備委員会に属する総合状況室の立ち上げや、これを中心に会談の準備や検査などを進めていくよう指示を出しました。
総合状況室長は青瓦台国政状況室の尹建永(ユン・ゴンヨン)室長が担当し、メンバーは、青瓦台、統一省、国防省、外務省で首脳会談準備作業を担当する責任者から構成されているということです。
この日、文大統領は、南北首脳会談準備委員会顧問団とともに昼食を取った際「朝鮮半島の徹底的非核化、恒久平和の構築、持続可能な南北関係の推進など、得難いチャンスに恵まれており、大事にしなくてはならない」と強調しました。さらに、韓朝関係の改善の積極的な支持を国民に呼びかけました。
なお、韓朝双方は、今月27日に板門店(パンムンジョム)の韓国側の「平和の家」で、3回目となる首脳会談の開催を決定しました。2000年、韓国の金大中(キム・デジュン)元大統領が朝鮮訪問時、朝鮮最高指導者だった金正日(キム・ジョンイル)氏とともに「6・15」共同宣言を発表し、南北の和解と協力の新しい時代を切り開きました。さらに、2007年、朝鮮を訪問した蘆武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は金正日氏と「南北関係の発展と平和繁栄の宣言」に署名し、発表しました。(朱 星)
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