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シリア情勢激化の可能性に憂慮を=中国外交部

2018-04-12 17:58:39     cri    

 外交部の耿爽報道官は12日、北京で開かれた定例記者会見で、「中国側はシリア情勢の悪化がエスカレートする可能性について憂慮を示し、関係各側が冷静さと自制を保つよう呼びかけている」と語りました。

 報道によりますと、ロシア軍はシリアに軍隊を配備しており、「もし米国がシリアに対する攻撃を行うならば、そのミサイルや攻撃拠点をいずれも撃破する」と示しているとのことです。これに対し、米国側は随時、大統領の決定によって適切な軍事的選択肢を提示するとしています。

 これらの報道を受けて、耿報道官は、「我々は一貫して平和的な紛争解決を堅持し、それと同時に、国際関係における問題解決手段として武力や威嚇を用いることに反対している」と示した上で、「化学兵器禁止機関が近いうちにシリアへ赴き、現地調査を行うことは承知している。緊張した情勢をできるだけ早く緩和させるために、関係各側に対し冷静さと自制とを保つよう呼びかけている」と述べました。(非、謙)

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