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WHOとユニセフが母乳育児の普及へガイドライン作成

2018-04-12 14:18:30     cri    

 世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)は11日、スイスのジュネーブで、母乳による育児を普及させるためのガイドライン『母乳育児を促進する10の措置』を共同発表しました。

 このガイドラインは、医療保健機関に対して、母乳育児のサポートを進めるためのものです。WHOは、「母乳育児は、子供の将来の健康にとても大切であり、子供が健やかに成長するだけではなく、知能指数も向上する」と強調しました。

 WHOの理事長補佐であるアクセルロッド博士は、「母乳育児を6カ月続ければ母子ともに多くのメリットが生まれる」としています。そして、「母乳育児はとても大切であり、WHOの見積もりでは、子供の肥満の30%、糖尿病の35%が防げる上、赤ん坊の感染や母親の乳がんのリスクを引き下げることができる」と述べました。

 また、WHOで栄養による健康増進を担当しているローレンス氏は、「このガイドラインは、新生児や母親のケアの仕方など、医療機関の対応手順が示されている。特に、母子が同じ部屋でスキンシップをすること、そして生まれた直後から母乳で育児することが大切だ」強調しました。(雲莎、森)

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