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中国国家統計局が11日に発表したデータによりますと、3月の消費者物価指数(CPI)は去年の同じ時期より2.1%、生産者物価指数(PPI)は同じく3.1%それぞれ上昇しましたが、伸び幅はいずれも下がっています。
CPIについては、伸び幅は前月に比べて0.8ポイント下落しました。中国国際経済交流センターのアナリストである徐洪才氏はこの理由について、「大型連休終了の反動」としています。
この中で、食品の価格上昇率は2.1%で、伸び幅は前月より2.3ポイント下落しました。
一方、PPIについて、3月の上昇幅は3.1%で、5カ月連続して下落しています。業界別に見ますと、伸び幅の低下が目立つのは非金属鉱物製造業、鉄鋼精錬業、石油、石炭その他の燃料加工業、石油、天然ガス採掘業などで、これらの合計でPPIの伸び幅を約0.43ポイント低下させています。
今後の物価動向について徐氏は、おおむね安定を維持するとしています。また米国との貿易摩擦による物価上昇の可能性は、「極めて小さい」と述べました。(玉華、森)
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