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<ボアオ・アジアフォーラム>各国トップが中国の改革開放策を評価

2018-04-11 12:49:54     cri    

 海南省で10日、ボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会が開幕しました。習近平国家主席が開幕式に出席し、「開放を通して共に繁栄する世界を切り拓き、イノベーションで未来をリードしよう』と題する基調講演を行いました。出席した各国の指導者はその後の演説で、「中国が打ち出した一連の開放拡大政策は励みになり、世界の共同発展や繁栄につながっていくだろう」と述べました。

 国連のグテーレス事務総長は、「今年は中国が改革開放を始めて40年になる。われわれは、中国の変革や、中国と世界との関係の変革を見守ってきた。このフォーラムでは、高まりつつあるアジアの活力や前向きな精神が反映されており、われわれが人類運命共同体を作るため払った努力も表明されている」と述べました。

 また、オーストリアのファンデアベレン大統領は「習主席は演説の中で、改革開放策を継続していくと表明した。これは中国だけでなく、世界にもプラスになる。『開放革新を果たしたアジア・繁栄発展を遂げた世界』というテーマは現状に相応しいものだ。世界は繁栄へこれまでにないチャンスを迎えている一方、多くの課題にも直面している。各国は手を携えて共に探り、共に対応していくべきだ」と指摘しました。

 そして、フィリピンのドゥテルテ大統領は「より繁栄したアジアや世界を作ることはわれわれの共同の利益で、共同責任でもある。各国は連携を強化して共同繁栄の夢を実現させるべきだ」と述べました。

 さらに、モンゴルのフレルスフ首相は「『一帯一路』構想を支持し、自国の取り組みと結び付けていく。経済が持続的に発展していくにつれて、中国は世界により大きく貢献していくだろう」と述べました。

 オランダのマルク・ルッテ首相は「保護貿易主義が世界を脅かしている。このフォーラムの『開放とイノベーション』というテーマは、世界の繁栄に繋がる重要なもので、現実的な意義がある」と述べました。その上で「各国は世界貿易機関(WTO)を支持し、自由で開かれた共栄のグローバル貿易を推し進めていくべきだ」と強調しました。(藍、森)

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