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<ボアオ・アジアフォーラム>開放拡大新措置、ボアオで好評博す

2018-04-10 20:45:53     cri    

 習近平国家主席は10日、ボアオ・アジアフォーラム2018年年度会議の開幕式で。中国の開放拡大に関する新たな措置を発表、「中国の対外開放が必ず今までにない局面を切り開くことを信じている」と述べました。中国がこれから展開する新措置には、会議に参加した各国代表からも高い評価が寄せられています。

 習主席は基調講演の中で、市場参入のハードルを大幅に引き下げ、より魅力のある投資環境を作り、知的財産権の保護を強化し、自主的に輸入を拡大するという四つの面での中国の対外開放の新措置を提起すると共に、これらの措置の早期実施を強調し、中国の企業や国民、ひいては世界の企業や諸外国の国民に一日も早く中国の開放の成果を享受してもらいたいとの考えを示しました。これに対して、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、これら新措置について「習主席は講演の中で、金融、保険、自動車など分野を更に開放することや、貿易の障壁を下げること、公平なビジネス環境を創造すること、知的財産権の保護などを挙げた。これらは非常に具体的な措置で、実施すれば、過去40年の順調な改革の成果を基礎に、今後40年も引き続き成功を収めるだろう」と述べました。

 習主席は講演で、「『一帯一路』構想は中国由来のものだが、チャンスは世界に属すもので、各国が共に協調、協業、共有の原則を遵守していけば、『一帯一路』構想を経済のグローバリゼーションの流れに順応する最も幅広い協力のプラットフォームに育てていける」と語りました。これについてパキスタンのアバシ首相は「『一帯一路』構想はすでに世界の公共財となっており、互恵共栄、共同繁栄の構想だと言える」として、「パキスタンはこの構想は21世紀の世界を築き上げるに違いないと考えており、アジアインフラ投資銀行とシルクロード基金は発展の資金を提供することのできるイノベーションのプラットフォームとして、発展途上国の資金需要と国際融資機関の供給力の間にある溝を埋めることができるだろう」と期待を寄せました。

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