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如何なる国であれ化学兵器使用には反対=外交部

2018-04-10 18:44:20     cri    

 外交部の耿爽報道官は10日、北京で「中国は如何なる国や組織、或いは個人であれ、如何なる状況下であれ、如何なる目的であれ、化学兵器はこれを使用することに反対する。中国はシリア問題の政治的解決を支持し、国際関係の中で武力を行使すること、或いは武力行使を盾にした脅迫行為に反対する」との姿勢を示しました。

 報道によりますと、シリアの東グータ地区で再び化学兵器による襲撃事件が発生、一般人が巻き込まれて死亡しました。この事件を受け、状況の更なるエスカレートが予想されることから、国連安保理は緊急会議を招集しました。また、トランプ米大統領も、今後24時間から48時間以内にシリア問題について重要な決定を下すと表明、米政府高官も軍事行動を取る可能性を排除しないと発表しました。こうした動きについて、耿報道官は「化学兵器使用が疑われている段階の事件に対しては、中国は全面的で公正な、かつ客観的な調査を行い、科学的な調査方法と確実な証拠に基づく、歴史と事実の検証に耐えられる結論を待つことを支持し、結果が出るまでは、各側が結果を予断したり、妄りに結論を出してはならないと考えている。シリア問題は重要な岐路にある。政治的解決は唯一の方法であり、軍事手段は取るべきではない。中国は各側と共に、国連の調整努力を支える形で、シリアの緊迫した情勢を共に緩和し、シリア問題の政治的解決を早期に実現できるよう図っていく」と述べました。(ヒガシ、む)

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