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外交部「国際社会が米の誤りを懸念 中国は最後に笑う」

2018-04-09 20:21:12     cri    

 現在、オーストリア、オランダ、シンガポールなどの首脳や、国連事務総長など国際機関のトップが、中国で行われているボアオ・アジアフォーラムに出席し、中国の指導者との会談で、自由貿易体制を維持し、貿易や投資の自由化、利便化などを進めるようにと述べています。

 外交部の耿爽報道官は9日、この件についての質問に対して「国際社会の有識者はいずれも、単独主義や保護主義は好ましくなく、国際間の連携や多国間の協調こそが採るべき道であり、ルールを基礎とした国際秩序は守るべきだと見ている」と答えました。

 そして耿報道官は、「現在、中米間の貿易関係に強い注目が寄せられているが、それはこの問題が、国際ルールを守るべきか、多国間体制を維持するべきか、そして経済のグローバル化を進めるべきかといった大きな原則に関わっているからだ」と述べました。

 耿報道官は「中国は国際社会とともに、開かれたグローバル経済を築きたい。経済のグローバル化を、開放的で包摂的、互恵的でバランスがとれ、ウィンウィンとなるようにし、人類の進歩により大きく貢献していくものにしたい」と強調しました。 

 また、米国と貿易戦争を起こす可能性については「米国は形勢を誤って判断したり、幻想を抱いたりして欲しくない。誤った道を突き進んではいけない。中国はすでに十分に具体的な対抗措置を用意している。米国が新たに1000億ドル分の商品に関税をかけるなら、迷わず即座に大きく反撃する。中国人は生来、言ったことはやる。自身の正当な合法的権益を維持するという中国の決心や意志は見くびってはならない。われわれは最後に笑う自信がある」と述べました(森、雲)

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