マレーシアのナジブ首相は7日、連邦下院の解散を発表し、第14回下院選挙(総選挙)の幕を開けました。世論は「今回の選挙は史上最も激しい選挙戦になる。野党連合の希望連盟が最後のチャンスで勝ち取るという予想が有力だが、与党連合の国民戦線が今後10年から20年のための政権を確実なものにする戦いとも見られている。マハティール氏と現職のナジブ首相という政治家2人の戦いになる」と分析しています。
93歳のマハティール氏は、かつて22年間政権を率いた経験があります。マハティール氏は一線を引いてから長年過ぎているものの、有力候補と見られています。
一方、ナジブ氏が率いる国民戦線は劣勢の状態ですが、1957年に与党になってから、多くの経験を積み重ね、経済発展、社会の調和、民族の融合、宗教の友好共存などで成果を収めて、国民の支持を得ているということです。(殷、星)
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