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4日間の日程で行われるボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会が8日から、海南省ボアオで開催されています。今回の年次総会は「開放イノベーションのアジア、繁栄発展の世界」をテーマにしており、国内外の要人2000人余りが参加しています。現在、日増しに緊迫化している中米間の経済貿易摩擦について、多くの専門家は「保護貿易主義には未来がない」と示しています。
今回の年次総会を取材する国内外の記者の人数は去年より倍増し、多くの記者がますますエスカレートする中米経済貿易摩擦に注目しています。
ボアオ・アジアフォーラムの周文重秘書長は「グローバル化は客観的な勢いであり、先進国はグローバル化をリードしようとしてきた。このため、世界貿易の多くのルールは先進国にとって有利なもので、先進国は世界貿易からより多くの利益を得ている。このグローバル化プロセスにあるアンバランスな状態は正すべきである。グローバル化はより開放的で、バランスのとれた、互恵ウィンウィンのものであるべきだと我々は考えている」と述べました。
また、周秘書長は「保護主義には未来がない。米国経済には問題があるが、トランプ大統領のやり方は間違っている。米国経済には過度の消費、貯蓄率の低下の問題がある。米国の貯蓄率は1970年、世界の13%を占めていた一方、2017年になると2.6%しかない状況になっている。保護主義を利用しても、この問題を解決できるわけはない」と強調しました。(殷、星)
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