習近平中国共産党中央総書記、国家主席、中央軍事委員会主席が2日午前に北京で義務植樹活動に参加した際、「祖国の緑化は、人民を中心にした発展思想を堅持していかなければならない。幅広く国土緑化行動を展開させ、一人一人がみな力を出し合って、日ごろの取り組みを積み重ねていく必要がある」と強調しました。
習氏を始めとした党と国の指導者らは北京市通州区張家湾鎮を訪れ、現地の人々と一緒に義務植樹活動に参加しました。
植樹した場所は、北京の副都心にあるグリーンゾーンで、大運河森林公園と隣接し、面積はおよそ20ヘクタールあります。元々は工場の社屋や果樹園、駐車場でしたが、都市の緑地として再計画され、今後は大運河文化帯の景観づくりの重要なエリアに位置付けられています。
習氏は植樹をしながら、幹部や市民たちと造林緑化や生態圏保護をめぐって話を交わしました。習氏は「植樹造林は中華民族の優れた伝統だ。本日、ここへ植樹しに来たことは法律で定められた義務の履行である。また、美しい中国を建設し、生態文明建設を推し進め、人々の暮らし向きと福祉を改善するための具体的な行動でもある」と述べました。
なお、この植樹活動には北京在住の中国共産党中央政治局委員、中央書記処書記、国務委員らも参加したということです。(Yan、星)
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