ロシア外務省が米国の外交官60人を追放すると発表しましたが、これについて外交部の陸慷報道官は30日、北京での定例記者会見で、「ロシアも米国も、世界で大きな影響力を持つ大国である。また、ともに国連の常任理事国であり、世界の平和と安全に大きな責任を負っている」と述べました。その上で、「両国はお互いに尊重し、対話によって意見の違いや問題を適切に解決するよう心から期待する」と述べました。

　また陸報道官は、王毅国務委員兼外交部長が、習近平国家主席の特使として来月4日から5日にかけてロシアを訪問すると発表しました。（鵬、森）