国防部の任国強報道官が29日に明らかにしたところによりますと、国務委員兼国防部長の魏鳳和上将（大将と中将の間に位する将官）が4月1日から8日までロシアで行われる第7回モスクワ国際安全保障会合に参加すると共に、ロシア、ベラルーシを訪問するということです。

　国務委員兼国防部長に就任して間もない魏上将の初の訪問先はロシアとなります。その理由について、任報道官は「中国とロシアは互いにとって最も重要な戦略的協力パートナーであり、中露関係は今の世界において最もうまく発展している大国関係である。魏部長の今回の訪問は、習近平国家主席とプーチン大統領の両軍関係の発展に関する重要なコンセンサスを実行に移すためであり、両軍の実務的協力を全面的に強化し、両国の全面的な戦略的パートナーシップをいっそう充実・発展させることにプラスとなる」と述べました。（ZHL、星）