商務部が29日に発表したデータによりますと、今年の1月と2月に、中国のサービス貿易は安定的かつ比較的速い成長を保ち、サービスの輸出入総額が同期比9.3％増の8111億元以上に達し、伸び率が昨年6月以降の最高値を記録したということです。

　商務部の高峰報道官は、「サービス貿易の伸び率が比較的高い水準を保っていることは、サービス輸出入の情勢が依然として全体的に安定を保ちつつ、上ぶれのトレンドを維持していることを表している」と述べました。

　特に目立つのが新興サービスの輸出入の伸び率です。今年の1月と2月の、新興サービスの輸出入総額は約2561億元に達し、前年同期比10.4％増となり、サービス全体の伸び率を1.1ポイント上回っています。具体的な分野としては、保険や金融、個人向けの文化・娯楽サービスの伸びが目立つということです。（ZHL、謙）