報道によりますと、今年2月、ハーグに本部を置く国際刑事裁判所がフィリピンのドゥテルテ大統領率いる麻薬犯罪捜査に人権侵害があるかどうかをめぐって予備捜査を行ったことに対し、フィリピンは反発して、国際刑事裁判所からの離脱を表明しました。これに対して、陸報道官は「ドゥテルテ大統領は就任後、麻薬犯罪を断固として取り締まり、治安を改善し、フィリピンの経済発展、国民の安定した暮らしに良い環境を整え、国内では十分に承認され幅広い支持を得ている。国際社会はこれに対してむやみに非難したり、難癖をつけたりするのではなく、より多くの理解と支持を示すべきだ。中国は一貫して、国際刑事裁判所は国際主権を尊重し、慎重に物事に対応し、政治化を避けるよう主張している。中国としては、主権国家は法律に見せかけた政治的操作に『ノー』と言う権利があるという見方をしている」と述べました。(Yan、星)
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