国際エネルギー憲章組織(International Energy Charter)のルスナク事務局長はこのほど、中国国際放送局の取材を受けた際に、「あらゆる国は各自の方式を見つけて世界の新たな変化に慣れていくべきであり、進行式の改革開放政策は中国の歩みを推進させる有効方式である」と述べた上で、「中国は今後も引続き改革開放を堅持していくと信じる」と答えました。
ルスナク事務局長は閉幕したばかりの第13期全国人民代表大会第1回会議に非常に注目し、特にエネルギー領域の改革措置及び関連の環境保護分野に関心を持っています。また、ルスナク事務局長は「中国の全人代代表はエネルギー資源利用効率の向上、エネルギーシステム改革の加速及びエネルギー分野への投資の増大など環境汚染ガバナンス関連の提案を提出した。2012年以来、北京の大気質は確実に改善され、このような状況は引続きよくなっていくものと信じている」と述べました。
さらに、ルスナク事務局長は「改革開放は変化に適応するプロセスであり、21世紀になると、あらゆる変化は加速するが、国や社会は変化の適応を停止させてはいけない。中国は引続き改革開放政策を実施し、新たな変化に適応していくのは間違いない」と述べました。
IEC国際エネルギー憲章は54のメンバー国から構成されている組織であり、「エネルギー憲章条約」を核心として、各メンバー国のエネルギー問題をけん引しています。IEC事務局はベルギーの首都ブリュッセルに設置され、2015年から中国はIECの契約観察メンバー国となっています。(雲莎、星)
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