香港特別行政区の林鄭月娥行政長官は25日、香港を訪問した日本の河野太郎外相と会談しました。日本の外相による香港訪問は、香港の祖国復帰以降初のことです。
林鄭行政長官は会談で、「日本との貿易、商業、観光、文化、イノベーション産業など広い分野における交流を強化したい。特に観光においては、昨年は香港から延べ220万人の観光客が日本を訪れ、また、香港を訪れた日本人観光客は10%以上増えた。今後も観光分野における協力を強化していきたい」と述べました。
また、中国の「一帯一路」構想について、林鄭行政長官は「香港は『一帯一路』建設に積極的に参加している。日本の企業も香港のプロフェッショナルなサービスを活かし、『一帯一路』の建設による巨大なビジネスチャンスを共につかむことを検討すべきだ」との見方を示しました。(鵬、星)
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