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北京大学新構造経済学研究院の院長を務める林毅夫教授は「40年前、中国は計画経済から市場経済へと変わるモデルチェンジが始まったばかりだった。当時の一人あたりの国内総生産(GDP)はわずか156ドルで、サハラ砂漠を含めたアフリカ南部諸国の平均値490ドルの三分の一にも達していなかった。しかし、過去39年間を見ると、中国の平均経済成長率は9.5%になり、昨年、中国一人あたりのGDPは9480ドルに上った。さらにこの期間、中国は唯一金融危機が起きていない国となった。改革開放があってこそ、中国は経済の長期的で迅速な成長を保つことができる」と述べました。
ニューヨーク大学の教授で、2001年にノーベル経済学賞を受賞したマイケル・スペンス氏は「改革開放を通じて、中国は一連の成果を収めた。技術面、特にデジタル化技術において、中国は革新者である。中国は最先端技術を持って、人工知能(AI)の応用、ロボット技術などを含むデジタル経済の発展をリードしている」と中国の成果に驚きを示しています。
また、コロンビア大学の教授で、2001年にノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・スティグリッツ氏は中国の成功経験について「一つは実践的なやり方にある。それは実際に行動しながら、問題を解決することだ。決してすべての問題をいきなり解決することではない。もう一つはグラデュアリズムで、次第に変化していくことである。各発展のステップごとにそれぞれの制度や政策、計画などが必要である」と分析しました。(殷、星)
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