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中国・フィリピン両外相、協力強化を確認

2018-03-22 12:36:15     cri    

 国務委員である王毅外交部長は21日午後、北京を訪問しているフィリピンのカエタノ外相と会談しました。双方は各分野における実務的協力を深め、海上協力や対話を推進し、両国関係を発展させていくことを確認しました。

 カエタノ外相は、第13期全国人民代表大会(全人代)第1回会議後に発足した新体制の中国政府が迎えた初の外相となりました。カエタノ外相は会談に先立ち、習近平国家主席に宛てたドゥテルテ大統領の書簡を王外交部長に手渡し、今年の全人代と政治協商会議が成功裏に終わったことに祝意を伝えました。

 また、カエタノ外相は「フィリピンは中国が提言する『一帯一路』構想を支持し、この構想が成功することを期待している」とした上で、「この地域の一体化を促し、間もなく開催されるボアオ・アジアフォーラムを応援するため、ドゥテルテ大統領は来月に中国を訪問し、フォーラムに出席する」と明らかにしました。

 これに対し、王外交部長は「中国とフィリピンの関係はここ数年で最も良い時期に入っている。今後もコミュニケーションを強化し、フィリピン側の意志や需要に合わせて、『一帯一路』の枠内で両国の発展戦略の結びつきを強化し、各分野における実務的な互恵協力を行い、両国および両国民により多くの利益と幸せをもたらしていきたい」との姿勢を示しました。さらに「両国は南海問題をめぐる二国間交渉メカニズムと海警海上協力メカニズムを活かして対話を強化し、平等で友好的な交渉を通じて、海上でのガス田開発などの協力を積極的かつ適切に推進していく。また、両国関係の発展を妨げる負のエネルギーであった南海をめぐる争いを両国の友好協力を促進するプラスエネルギーに変え、地域の平和と安定を共に守っていく」と述べました。(鵬、星)

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