李克強総理は20日、北京で行われた記者会見で、「不動産所有者や、投資者など各種財産権の所有者に安心を届けたい」と述べました。

　李総理は席上、一部の民営起業家が財産の保護に不安を感じ、投資をためらっているとの質問について、「中国は財産権の保護を重視している。財産権の保護は社会主義市場経済を護る基盤であり、生産力を護るものだ。中国は様々な措置を講じ、合法的な財産権について、その法の下での保護の強化に努めている」と答えました。

　また、李総理は「財産権の保護には契約を尊重し、契約精神を発揚することが必要だ」と強調しました。（殷、む）