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<政協>南アジアに達する経済ルートが話題に

2018-03-16 16:29:43     cri    

 2015年に行われた、中央第6回チベット活動座談会で、チベットを南アジアに向けての重要な通り道とすると決定されました。チベットはまた、「一帯一路」の建設でネパールなどの周辺国家を結ぶ拠点でもあります。こうした「南アジア大ルート」の発展ぶりが、今年の両会議で注目の話題となっています。

 ネパールについては、オリ首相がおととしの3月に中国を訪れた際に、鉄道の建設事業などあわせて10件にわたる両国間の事業協定が結ばれました。現在、ネパールの首都カトマンズと中国のチベットを結ぶ鉄道の建設工事が進みつつあります。

 全国政治協商会議委員を務める、チベット自治区社会科学研究院南アジア研究所の副所長は「この一大ルートが敷かれれば、『一帯一路』を通じて南アジアを強力にサポートすることができる。また、チベットに近い雲南省とともに、バングラデシュやインド、ミャンマーとを結ぶ経済回廊の発展に役割を果たす」と述べました。

 こうした動きに対して、ネパールで中国文化教育協会の会長を務めるハリシー氏は、「ネパールでは、『一帯一路』の枠組みでの中国との協力に各界が期待を寄せている。ネパールは、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の初期加盟国でもある。中国とを結ぶ鉄道はすでにチベット南部のシガツェまで敷かれており、2、3年後には国境に近いキドンに達するだろう。我々ネパール国民の夢は、カトマンズやポカラ、ルンビニまで鉄道で行くことだ」との期待を寄せました。(雲莎、森)

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