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<政協>セミコンダクタ産業発展の加速が必要

2018-03-15 15:48:17     cri    

 全国政治協商会議委員を務める中国工程院の鄭中翰院士は、北京で開かれている全国政治協商会議第13期第1回会議で、「現在、我が国のセミコンダクタの年間輸入額は2000億ドルを上回っている。セミコンダクタ産業における先進国とのギャップは依然として大きい」と指摘しました。

 鄭院士が首席サイエンティストを務めるバイマイクロ社は国内の大手セミコンダクタメーカーであり、既にその製品であるセミコンダクタ数億個を国際市場に流通させ、中国はチップを生産できないと言われた時代に終止符を打ちました。鄭院士は市場の現状について、「現在、我が国の最大の輸入物資は石油でも食糧でもなく、セミコンダクタだ。その年間輸入額は2000億ドル以上に達しているが、これは人民元換算では1兆元を超えるものだ。セミコンダクタの安全がなければ、情報の安全も国家の安全も確保できない」と言葉を強めました。

 なお、鄭院士によりますと、ここ数年、鄭院士率いる研究チームが次世代の人工知能に関連する領域で、ディープラーニング機能を備えたニューラルネットワークプロセッサ「星光知能1号」を開発しました。また、年内にはエネルギー消耗量がより低い2号をリリースする予定とされ、こちらの処理スピードは1号の16倍に達するとのことです。(朱、む)

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