ロシア外務省は14日声明を発表し、「ロシアによる英国への対抗措置については、それほど間を置くことはない」と強調しました。

　声明は「英国のメイ首相が14日、ロシアの元スパイの中毒事件にロシアが関与しているとの口実の下に、ロシアに対して制裁を行うと発表した。これは未曾有の挑発行為であり、ロシアと英国の正常な対話基盤を破壊するものだ」としました。

　声明は「英国がロシアの外交官23人を追放するなど一連の敵対的措置を発表したが、これは卑劣且つ受け入れられない行為だ」としています。

　声明はまた、「英国側は国際慣例に従い事件調査を行うことなく、ロシアと対抗することを選択した。英国側が一方的な不透明な調査を行うのは、明らかに反ロシアの動きを再び起こすためのものだ」とした上で、「英国に対する対抗措置について、ロシアはそれほど間を置くことはないだろう」と強調しました。（hj　む）