韓長賦農業相は7日、全人代・全国人民代表大会の記者会見で、農業を将来性のある産業にして魅力のある職業とし、農村を健やかに暮らせる場所にしていくという、農村振興策を進めていく考えを明らかにしました。

　この中で、韓農業相は、「産業の発展や土地の利用、インフラ整備、公共サービスなどから手がけて、目標を達成していきたい」と語りました。その上で、「清潔ですがすがしいふるさとにするために、農村の生活環境を整備する行動を3年間かけて実施する。また、貧困支援活動を着実に進めていき、貧困層の削減を目指す」と確約しました。

　農村部の振興策については、今年の政府活動報告で、合理的に計画を立て、都市部と農村部をバランスよく発展させる体制を作り、改革やイノベーションで村おこしをしていくなどといった内容が示されています。（非、森）