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中国・アフリカ協力は第三国を標的にするものではない=外務省

2018-03-07 20:15:12     cri    
 外務省の耿爽報道官は7日の定例記者会見で、「中国は一貫して開放的かつ包容的な政策によって、アフリカへの協力を実施している。これは、第三国を標的にするものでも、排他的な性質を持つものでもない」と表明しました。

 報道によりますと、アメリカアフリカ軍(AFRICOM)司令部の指揮官が6日、「中国がジブチの重要な港湾を接収することになれば、由々しき結果がもたらされる。なぜなら、当該港湾付近に他国の軍事施設があるからだ」と発言したということです。

 耿報道官はこれに関する記者からの質問に対して、「中国はアメリカに対し、中国の発展と、中国とアフリカの協力を、客観的かつ公正な視点で捉えるよう望んでいる」と表明しました。耿報道官は会見の席上、「アフリカの平和と安定、発展の実現をサポートすることは、国際社会共通の責任だ。中国はアフリカの国際協力パートナーが多元的になることを喜ぶと同時に、国際社会の関係各国もアフリカへの投資を拡大するよう心から期待している。とりわけ、先進国にはアフリカに対して行った約束を切実に履行してほしい。関係各国の対アフリカ関係の出発点と着眼点は、アフリカの平和・発展を支持することにあり、その発展と振興への積極的な貢献に置かれるべきだ」と述べました。

 その上で、「今年9月に北京で開催予定の中国・アフリカ協力フォーラムをめぐり、双方は緊密な連携を保ち、各準備事項を調整している最中だ。中国側は、今回のフォーラムが必ずや成功を収め、アフリカの発展と中国・アフリカ協力に新たな力強い原動力を注ぐものになるだろうと信じている」と話しました。(Yan、謙)

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