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国際エネルギー機関(IEA)は5日、米国ヒューストンで石油市場の見通し報告書を発表し、世界の石油需要が向こう5年間大きく増加し、そのうち、中国とインドの石油需要の増加量が世界の半分を占めるだろうとの見通しを行っています。
報告書は他にも、「石油輸出国機構(OPEC)以外の国々による石油産出量は向こう5年で大幅な増加を見せる。そのうち、米国、ブラジル、カナダ、ノルウェーの産出量はとりわけ成長幅が大きくなる。また、シェールオイルは産出量が伸び続けており、石油産出量の増加分の主な出所となっている」としています。
また、石油価格について、報告書は「向こう5年で大幅な値上がりが起きる可能性はあまりなく、一バレル60ドル前後を維持すると思われるが、一部の石油産出国が不安定な状況に見舞われ、価格が一時的に大きな動きを見せる可能性も排除できない」としています。(Mou、む)
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