ロシアメディアによりますと、ロシアは最新の超音速ミサイル「アバンギャルド（avangard）」の量産を開始しました。

　ロシアの通信社は4日、軍需産業のハイレベル関係者の話として、「『アバンギャルド』は20倍の音速で飛行できるほか、目下、世界の全ての防空システムと迎撃システムを突破できる」と報道しています。

　また、軍事専門家も、「このミサイルは超音速で飛行できるほか、標的を的確に攻撃できる」と述べました。

　プーチン大統領は1日モスクワで、上下両院の議会に対して一般教書演説を行った際に、現在開発中またはテストが終了した数種類のハイテク兵器を重点的に紹介し、「これらの兵器を開発するのは、アメリカと北大西洋条約機構（NATO）諸国からの脅威に対応するためだ」と強調しました。（玉華、星）