米国・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は1日、上院銀行員会で証言し、「米経済に過熱している兆候はない、継続的で緩やかな利上げが適切だ」との見解を示しました。
パウエル議長は「労働市場の改善が続くことによるインフレ率の再上昇はありえない。失業率は4.1%に下がり、雇用も十分に確保されているが、インフレ率は1.7%にとどまり、FRBの2%という目標に達していない。段階的な利上げを続け、インフレ率を2%に戻すとともに、景気の過熱を避けるようにしていく」と述べました。
市場では、FRBが今年4回の利上げを行うと予測されていまいす。(ジョウ、森)
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