外務省の華春瑩報道官は1日の定例記者会見で、「中国は、米国議会上院が『台湾旅行法案』を可決したことに強い不満を示し、これに断固として反対する」と述べました。

　華報道官は、「この法案の関連条項に法的拘束力はないが、『一つの中国』の原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定に深刻に違反している。『一つの中国』の原則は中米関係の政治的基盤だ。我々は米国に対して、『一つの中国』の政策を遂行し、中米間の3つの共同コミュニケの原則を遵守する承諾を誠実に守り、台湾地区との公的往来を停止し、台湾地区に関する問題を慎重に適切に処理して、中米関係を妨げたり損失をもたらしたりすることのないよう促す」と強調しました。（玉華、謙）