国家情報センター、シェアリング・エコノミー研究センター、中国インターネット協会シェアリング・エコノミー活動委員会が2月27日、北京で「中国シェアリング・エコノミー発展年度報告(2018)」を共同発表しました。
この報告によりますと、中国のシェアリング・エコノミーは急ピッチで成長し、2017年のシェアリング・エコノミー市場の取引額は前年より47.2%増えて、4兆9205億元になったということです。
報告はまた、シェアリング・エコノミーの雇用創出への貢献を高く評価しました。2017年にシェアリング・エコノミーサービスに従事する者の数は7000万人に達し、前年比1000万人増えました。シェアリング・エコノミーのプラットフォーム企業の社員数は716万人に達し、前年より131万人増え、都市部の新規雇用者数の9.7%を占めました。
報告はこれからの5年間で、中国のシェアリング・エコノミーは30%を超える成長率で伸び続ける可能性があるとして、農業や教育、医療、養老などの分野もシェアリング・エコノミーの新市場になるだろうと予測しました。
(HJ 謙)
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