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環境保護省は27日、「5年間にわたる環境対策の実施により、大気汚染の防止や対応策について大きな進展を収めた。大気の質は改善し、『大気10条』と名づけた行動計画の目標はほぼ達成した」と発表しました。
環境保護省は「この5年間、老朽化設備の廃棄やエネルギーのクリーン化を加速させ、石炭の消費を抑え、セメントや石油化学など重点業界での改良事業を進めるなどして、大気の管理体制を強化してきた。粒子状物質PM10の濃度は都市部で2割以上減少し、また微小粒子状物質PM2.5については北京・天津・河北省で39.6%、長江デルタ地域で34.3%、珠江デルタ地域で27.7%それぞれ削減した。北京のPM2.5は、1立方メートルあたり89.5マイクログラムから58マイクログラムに下がった」と明らかにしました。
環境保護省はまた「一部の地域や時間帯に大気汚染が深刻であるケースもあり、予防や対策は厳しい状況にある。次のステップでは、青空を守るために3年計画を制定し、ロードマップを作成して大きな効果を上げていきたい」と紹介しました。(殷、森)
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