20180224news5
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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日夜、大統領官邸・青瓦台(チョンワデ)で、トランプ米大統領の長女であるイバンカ大統領補佐官と会談しました。席上、ムン大統領は、朝鮮半島の非核化対話は南北対話と並行して進めるべきだと主張しています。
青瓦台の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は23日深夜の記者会見で、「ムン大統領は今回の会談で、半島の非核化対話と南北対話は分割することのできないものであると示し、韓米両国による密接な協力の強化に期待を寄せた」と明らかにしました。ムン大統領はさらに、「韓国は朝鮮の核兵器保有を絶対に認めない。しかし、これまでの25年間で、韓米政府が半島非核化のために払った努力は成功には至っていない。両国が現在のチャンスをつかんで、半島の非核化目標の実現に取り組むことを望んでいる」と呼びかけました。
これに対し、イバンカ大統領補佐官は、「今回の訪問を通じて、米韓同盟を強化し、両国国民の友情を深めたい」と述べました。
イバンカ米大統領補佐官は24日と25日の両日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪の一部競技種目を観戦した後、25日に行われる平昌冬季五輪の閉会式に出席します。
一方、朝鮮からは労働党中央委員会の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長が派遣され、同じく閉会式に出席することになっています。(Lin、謙)
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