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ロシア外務省の公式サイトによりますと、ラブロフ外相はロシアを訪問中のパキスタンのアーシフ外相と会談した後の取材で、「ロシアは今後もパキスタンの対テロ能力の向上を支援していきたい。これは地域の安全と利益にプラスとなる」と示しました。そして、「去年、ロシアはパキスタンに対テロ用ヘリを4機提供した。今後も山間部における対テロ行動をパキスタンとともに展開していく予定だ」と話したということです。
また、アフガニスタン情勢についてラブロフ外相は「ロシアとパキスタン双方はアフガニスタン情勢にも注目しており、同国内でテロ活動が再び台頭すること、薬物氾濫、『イスラム国』の残存勢力の拡大化を懸念している。一方で、長年にわたってアフガンに駐留中の米軍とNATO軍に関しては、平和と安定が果たせず非常に残念だ」との考えを示しました。
さらに、ラブロフ外相は「パキスタンが去年、上海協力機構に加盟した後、同機構の関連活動に積極的に参加するようになった。パキスタンが同機構の関連活動、特にテロリズムの蔓延と深く関係する薬物売買の根絶に参加することをロシアは歓迎している」と表明しました。(ミン・イヒョウ 星)
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