また、シリア通信社の19日の報道によりますと、アサド政権の支持勢力がアフリン入りする目的は、トルコ軍に対抗する現地住民を支援するためということです。

　一方、別の報道によりますと、トルコのエルドアン大統領は19日、アフリンでの軍事行動を進める決意を改めて表明し、シリア政府がアフリン作戦へ介入することに反対の意を示しました。

　先月20日、トルコはシリアのアフリン地区で「オリーブの枝作戦」を実施し、テロ組織とみなすクルド労働者党（PKK）のシリアにおける支部として、クルド人民兵組織「人民防衛部隊（YPG）」への掃討を始めました。これを受けて、シリア政府はトルコの軍事行動を強く非難し、「シリア主権への野蛮な侵犯だ」と訴えています。（Lin、星）