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海外における中国語語彙の認知度が高まる

2018-02-19 12:40:52     cri    

 中国外文局がこのほど発表した「中国言語の海外認知度調査報告」によりますと、中国共産党第18回全国代表大会(2012年開催)以降に生まれた「中国夢(中国の夢)」や、「一帯一路」、「運命共同体」、「反腐(汚職取締り)」といった政治用語は、国際社会にますます認知・理解されるようになったということです。また、「中国道路(中国の道)」や、「中国方案(中国のアイディア)」などの言葉も、世界各国の人々に知られるようになっています。

 この調査は、外国語に取り入れられた中国語のピンイン表記を切り口として、米国やイギリス、オーストラリア、フィリピン、南アフリカ、カナダ、シンガポール、インドの8つの英語圏の国民を対象に行われたもので、英語に取り入れられた中国語ピンイン表記の語彙トップ100をまとめました。

 その中で注目されているのは、以前は英語に翻訳されていた一部の中国語が、ピンイン表記に変わったことです。たとえば、「孔子」、「春節」、「中秋」、「少林」、「功夫(カンフー)」などで、中国の伝統文化を表す語彙が占める割合が大きいです。

 また、経済・技術関連の言葉も15個ランクインしました。「元」、「人民幣」がトップ10入りしたほか、「紅包(お年玉)」、「支付宝(アリペイ)」、「網購(ネット通販)」などのモバイル決済技術の進歩により生まれた新しい言葉も、若者の中で比較的高い認知度を獲得しました。このほか、月周回衛星の「嫦娥」、暗黒物質(ダークマター)探査衛星「悟空」、高速鉄道の略称「高鉄」など、最新技術の成果を代表する言葉も、海外の人々に高く注目され、高い認知度を示しています。(ZHL、謙)

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