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イスラエルの警察は13日、2件の汚職疑惑をめぐり、収賄や国民の信頼を裏切る行為をしたとしてネタニヤフ首相を起訴するよう勧告しました。
警察側は汚職疑惑について、これまで7回にわたりネタニヤフ首相から事情聴取をしました。1件目については、家族ぐるみで2人の富豪から高級葉巻など高額な贈り物を受け取ったとのことです。また2件目は、有力紙であるイディオト・アハロノト(Yediot Aharonot)に好意的な報道をさせるため、その最大のライバルである日刊紙イスラエル・ハヨム(Israel Hayom)に圧力をかけたとのことです。
警察はまたこの日、ネタニヤフ氏へ贈り物を渡したとされるハリウッド映画のプロデューサーであるアーノン・ミルチャン(Arnon Milchan)氏と、イディオト・アハロノトのオーナーであるアルノン・モゼス(Arono Moses)氏も起訴するよう勧告しました。
これに対してネタニヤフ首相は、夜にテレビ演説を通じて無罪を主張し、今後も首相を務めていくと示しました。
イスラエルの法律によりますと、ネタニヤフ首相を起訴するかは、検察長官が決定することになります。仮に起訴されても首相を辞任する必要はありませんが、最高裁判所で判決が下された場合は、辞任することになります。(ZHL、森)
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