于署長は、「現在、中国は世界税関機構（WCO）のほかのメンバーと共に、『クロスボーダー電子商取引標準枠組み』の制定を検討している。その目的は、監督管理規則と広範囲にわたる解決案を改善することにある」と示した上で、「中国はクロスボーダー電子商取引分野において、世界税関機構が主導し、各方面が共同参画する総合的な協調メカニズムの構築を推進していきたい」と語りました。

　また、「現在、中国はクラウドコンピューティングやビッグデータ、モノのインターネット（IoT）、人工知能（AI）などの技術を駆使して、税関の監督管理レベルを向上させ、密輸などの違法行為を取り締まり、知的所有権を保護し、テロリズムを予防するなど、他国と共に世界の安全を維持している」と説明しています。（非、謙）