王毅外相は8日北京で、アフリカ連合(AU)委員会のムーサ・ファキ・マハマト委員長と第7回「中国・AU戦略対話」を行いました。
王外相は「中国とアフリカは数十年にわたって、世界情勢がいかに変化しようとも、理解し合い、信頼し合い、尊重し合い、支持し合ってきた。近年、中国とアフリカの関係が急速な進展を遂げ、ハイレベルの往来が頻繁になり、各分野における協力が密接に行われている。特に、いくつかの戦略的協力プロジェクトが順調に推進され、アフリカ経済の多元化を促進し、アフリカの自主的で持続可能な発展のための能力引き上げをサポートしている」と述べました。
これに対して、ファキ委員長は、「AUはアフリカ国家と中国との関係発展を重視している」とした上で、「中国は、『十九大』(中国共産党第19回全国代表大会)の開催によって、今世紀における発展目標を定めた。これに対して、AUの『2063年議定』はアフリカの今後の青写真を描いたものだ。中国が定めた発展目標が、AUの『2063年議定』における目標の実現、アフリカと中国の関係およびアフリカの発展に、より多くのチャンスをもたらすことを信じている」と述べました。
双方はまた、共に関心を寄せる国際問題と地域問題について踏み込んだ意見交換を行い、多くの共通認識に達しました。(ヒガシ、謙)
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