中国の中央銀行である中国人民銀行は、1月末の時点での中国の外貨準備高は3兆1600億ドルであったと発表しました。去年の12月末より215億ドル、率にして0.68％増えています。この結果、外貨準備高は12カ月連続の上昇となっています。

　また、アメリカの財政省が1月中旬に発表した最新のデータによりますと、去年11月の時点で中国が所有しているアメリカ国債は1兆1766億ドルとのことです。前の月より126億ドル減少しましたが、中国は依然としてアメリカの最大の債権国となっています。

　これに対して、中国外貨投資研究院の譚雅玲院長は、「アメリカ国債はやはり、中国の外貨準備で重要な投資ターゲットだ」との考えを示しました。（非、森）