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米の「核態勢見直し」は時代のテーマに背くもの=外務省

2018-02-05 19:50:44     cri    

 米政府が公表した「核態勢見直し」に対し、外務省の耿爽報道官は5日、北京で行われた定例記者会見で、「この報告は『平和と発展』という時代のテーマに背くものだ」と指摘しました。

 耿報道官は質疑応答の際、「『核態勢見直し』は、その少し前に公表された『国家安全戦略報告』及び『国防戦略報告』を受け継ぐものだ。冷戦思考やゼロサムゲームなど、時代遅れの観念に固執し、地縁政治や大国間の競争を誇張して、核兵器の安全政策における役割を強化し、国際社会の核軍縮の声を無視し、平和と発展という時代のテーマに背くものだ」と述べました。

 耿報道官はまた、「中国はいかなる形の核軍備競争に参加したことはなく、今後も参加することはない。また、自国の核保有量は自国の安全保障が必要とする最低限の水準で維持していく。中国政府のこの政策はいささかも変わったことがない」と強調しました。

 耿報道官は更に、「米国は冷戦とゼロサム思考を捨て、対抗の角度から大国関係を捉えることをやめるべきだ。平和と発展という時代の流れに従い、引き続き不可逆な形で核兵器の大幅削減を行い、核兵器の国家安全保障におけるウェイトを軽減し、着実な行動で世界の平和と安定を維持していくよう希望する」と述べました。(藍、む)

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