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外務省:中国ラテンアメリカ協力は共同利益と需要に基づく

2018-02-03 12:48:58     cri    

 外務省の華春瑩報道官は2日、「中国の対ラテンアメリカ政策は明白で開放されたものだ。双方の協力は共同の利益とそれぞれの需要に基づいて行われ、平等で互恵的、包摂的なウィンウィンの理念を貫く」と述べ、双方の協力を開放的かつ包容的な視点で捉えるよう、関係各国に期待を示しました。

 これは、米国政府関係者がこのほど、「中国は経済的手段を用いてラテンアメリカを自らの軌道に引き寄せている」と発言したことについて、記者からコメントを求められた際に述べたものです。

 華報道官は「米側の発言は事実に全く背いたもので、ラテンアメリカ諸国を尊重するものではない」としたうえで、「中国とラテンアメリカ諸国は共に発展途上国として、同様の発展段階と課題に直面している。中国は、ラテンアメリカ諸国の大口商品の主なバイヤーであり、ラテンアメリカ諸国からの農産物と高付加価値製品の輸入量は増えている。また、中国とラテンアメリカのインフラ整備協力は、ラテンアメリカ諸国が発展のボトルネックを突破し、生活レベルを向上させることに役立っている。中国によるラテンアメリカへの投資、双方の金融協力は完全にビジネスルールと地元の法律に則って進められている。さらに、国際労働機関の統計では、中国企業によってラテンアメリカで新たに生まれた雇用機会は、1995年から2016年までの間に180万人に上るとされている」と述べました。

 さらに、「中国とラテンアメリカの協力は、いかなる第三国に敵対するものでもなく、第三国の利益を損なうこともない。関係国が、ゼロサムゲームの古い見方を捨て、開放された包容性のある視点から中国とラテンアメリカの協力を見るよう望む」と述べました。(Mou、謙)

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