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中英首相「一帯一路」などの共同推進で合意=中英首脳会談

2018-02-01 11:14:36     cri    

 李克強首相とメイ英首相は31日午後、北京で、中英首相年次会合を開催しました。これは、2015年の習近平国家主席の英国訪問の際に、両国が21世紀を見据えた全面的戦略パートナー関係の樹立を宣言して以来、初めての会合となります。会合上、双方は「一帯一路」の推進、イノベーション、金融、人財文化交流などの分野における協力に合意し、経済貿易、金融、航空など多くの協定の調印式にも立ち会いました。

 李首相は会合の席上、「中英両国は戦略的連係の拡大を強化し、互いに開放を拡大すべきだ」とし、「一帯一路」、原子力発電、高速鉄道、金融、ハイテク貿易、第三国市場などの分野での協力を強化し、双方向投資並びに両国貿易に占めるハイテク製品の比率を増加すべきであるとしました。さらに「昨年の中国企業による対英投資は、ヨーロッパ諸国への投資の中でも上位にあり、しかもなお増加傾向にある。中国政府もまた、英国企業が中国に投資を行い、互いにオープンな態勢を取り合えるよう期待している。これは、双方が、開放的なマインドを有するだけでなく、実際にオープンな行動を採っていることを示すものとなり、世界と市場に対し、我々が貿易の自由化と投資の利便化とグローバル化を推進し、さまざまな保護主義に反対するという明確なシグナルを発することになる」と述べました。

 これに対し、メイ首相は「英中経済は高度な補完性を有し、経済貿易投資も持続的な発展トレンドを示している。『一帯一路』の整備にも協力していきたい」と述べました。さらに、「『一帯一路』構想が、アジア、ひいては世界にもたらすチャンスを歓迎している。この構想はアジアの繁栄と世界の持続可能な発展にプラスとなるものだ。英国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーの一員として、自ずと『一帯一路』構想の協力パートナーとなっており、今日は、如何にして『一帯一路』関連分野における協力をさらに効率良く進めるかについても、李首相と討議したところだ」と述べました。(Mou、む)

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