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中英両国は好機を逃さず関係促進を=首相

2018-02-01 10:27:31     cri    
 李克強首相は31日午後、人民大会堂で、中国を公式訪問中のメイ英首相と中英首相年次会合を行いました。

 会合の中で、李首相は「中国と西側諸国の関係において、中英関係は従来から先を行く存在となっている。2015年に習近平主席が英国を訪問した際、両国は21世紀を見据えた全面的戦略パートナー関係の樹立を宣言した。目下の情勢下においては、中国はこれまでどおり英国並びに英国との関係を重視して行くし、両国関係の良好で安定した発展は、双方の利益に合致するものであり、地域の世界の平和、安定、繁栄にも役立つものと信じている」と述べました。

 さらに「両国はいまそれぞれ発展の節目を迎えている。双方には明らかな補完性があり、全方位的協力の見通しも明るい。このチャンスを逃さずに、力を合わせて中英間の『黄金関係』の発展を新たな歴史的位置づけの下に加速させるべきだ」と強調しました。

 李首相はまた、両国の関係について、尊重の下に政治的信頼を深めること、ハイレベルの往来を密にすること、戦略的リンクを強め、インタラクティブな開放の度合いを強化すること、人的往来を促進することなどを強調しつつ、「中英両国はともに世界の重要な経済大国であると共に、国連安保理の常任理事国であり、経済のグローバリゼーションと貿易投資の自由化と利便化をゆるぎなく支持している。国連やG20など多国間枠組みにおける交流と協力を強め、国際問題、地域問題への対処における交流と協調を強化し、革新、開放、連動、包摂を旨とする世界経済の発展をリードし、世界の平和と発展に寄与していきたい」と述べました。

 これに対し、メイ首相は「習主席の英国訪問によって両国関係は『黄金時代』へと歩みを進めた。今回の訪問を通して『黄金時代』の英中全面的戦略パートナー関係を一層前進させたい。今回の訪問には、大規模な経済貿易代表団を同行させており、双方は今回一連の経済貿易協定に調印することとなるが、これは両国と両国民の利益に合致するものだ」と述べるとともに、「一帯一路」協力を中国と共に推進し、イノベーション、金融、知財保護、AIなどの分野における協力を模索していく姿勢を強調しました。(Mou、む)

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