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　米国のトランプ大統領がこのほど発表した一般教書演説で、「中国、ロシアは米国のライバル」と話したことについて、商務省の高峰報道官は1日、「米国が経済貿易の問題を政治化せぬよう希望する。中国は経済貿易の分野で米国をパートナーとみなしたい」と述べました。

　高報道官は、「事実として、中米双方は経済貿易の分野で既に緊密なパートナー関係にある。去年の双方の貿易額は5800億ドル以上に達しており、両国の経済貿易関係は互恵共栄を旨としたものであり、双方の協力は両国および両国の国民に大きな利益をもたらしてきた」と強調しました。

　また、「米国は公平な貿易だけでなく、貿易の互恵関係を求める」というトランプ大統領の発言に対して、高報道官は、「米国のいわゆる『公平の貿易』が、一方的な基準ではなく、国際規則に基づいた公平な貿易であるよう希望する。いわゆる『互恵貿易』についても、貿易を『ゼロサムゲーム』と見做すのではなく、市場行為に基づいた互恵共栄のものと考えるよう希望する」と述べました。（玉華、む）