ロシアのプーチン大統領は18日、「ユーラシア経済連盟の各加盟国は、統一された商品とサービス市場の構築や、各国間の資本と労働力の自由な移動の確保に向けて、引き続き努力すべきだ」と強調しました。
プーチン大統領は「各加盟国は、工業と農業における連携を強化すべきだ。輸入代替製品の開発、生産協力と技術協力、大型交通インフラ整備事業の実施、効率的な物流チェーンの建設などを通じて、域内の輸送力を増強する必要がある」と述べました。
また「域内共通の『デジタル化フォーラム』の実施を加速しなくてはならない。インターネット経済を推し進める面で協調して、共通のデジタル取引規則や統一した情報交流と保護の基準を作り上げる必要がある」と示しました。
ユーラシア経済連盟は2015年1月1日に発足し、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスが加盟しています。2025年までに、域内の商品、サービス、資本、労働力の自由な移動、一致した経済政策の実施が実現することを目指しています。(朱、謙)
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