中国の国連常駐代表団臨時代理大使を務める呉海涛氏は18日、核拡散防止のための安保理会議で、「核拡散防止には共同安全といった根本的な策を実現させ、問題の政治的外交手段による平和解決を堅持しなければならない」と強調しました。
呉氏は、「核拡散防止問題の本質は、安全保障にある。各国は着実に冷戦思考を捨てて、『国連憲章』の主旨と原則を守り、共同、総合、協力、持続可能な安全観を樹立して、相互尊重、公平で正義性のある、協力共栄の新しい形の国際関係を築き、共同で構築し分かち合える安全の枠組みを作り上げるべきだ」と述べました。
また呉氏は、「問題の政治と外交手段による平和解決を堅持すべきだ。対立と制裁は衝突のエスカレートをもたらすだけでなく、核拡散のリスクも高めることになる」と指摘しました。(玉華、謙)
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