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経済・社会的要素が出産への考え方に大きく影響

2018-01-19 12:58:11     cri    

 国家統計局が18日に公布したデータによりますと、2017年に中国で生まれた子供の数は1723万人で、出生率(人口千人当たりの出生数)は12.43‰だったということです。国家衛生計画生育委員会の関連責任者は、「2017年の出生数は前年より減少したが、比較的大きい規模を保っている」として、「委員会は国民の出産と育児に対するハードルの高さや憂慮を解消することを推進し、人口のバランス良い増加を促していく」との考えを示しました。

 出産適齢期の女性の減少や、結婚・出産の年齢が上がっていることなど、複数の要素の影響を受け、2017年の出生数は減ったものの、「十二五」(第12次五ヵ年計画)の時期の水準は上回っています。また、生まれた子供のうち、第一子が42%なのに対し、第二子は51%を占め、第一子を5ポイント上回りました。

 これについて、国家衛生計画生育委員会の関連責任者は、「現在の人々の出産に対する考え方は、経済的・社会的な要素の影響をかなり受けている」との考えを示しています。また、アンケートの結果では、出産を望まない理由として、育児コストが高いことや、保育園などのサービスの不足、職場での女性に対するプレッシャーなどが挙げられています。(ヒガシ、謙)

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