ラブロフ外相は「現在、朝鮮核問題は世界で最も深刻な問題になっている。中国と朝鮮核問題の解決を目指す『ロードマップ』を共同提出した。両国は朝鮮核問題の関係者による対話を後押ししていく方針だ」と示しました。

　シリア問題について、ラブロフ外相は「両国はいずれも国連安保理の関連決議を守るうえで、政治手段を通じて解決することを提唱している。対話に参加するシリア反体制派は、包摂性や広範的な代表性を見せなければならない」と指摘しました。

　また、ラブロフ外相は「ユーラシア大陸の一体化における協力も両国によって進められている。両国の指導者はロシア主導のユーラシア経済連合と中国の『一帯一路』イニシアティブの連携を促進している」と述べています。（殷、星）