2016年5月、長江経済帯地域の飲用水水源地の環境保護専門活動がスタートし、汚水排水口などの違法建設プロジェクトの整理が始まりました。これを受け、長江上流に位置する港湾都市の瀘州は汚水排水口の撤廃や、砂石埠頭の引越し、船舶の撤退などを実施しました。瀘州市環境保護局の何剛副局長は、「飲用水水源を整理するために、約1700万元を投入すると同時に、延べ1000人近くを動員している」と示しています。
南郊水道工場は瀘州の主な給水施設であり、都市部80%の市民の日常用水は南郊水道工場から供給されています。この工場の唐代強工場長は、「整理行動によって、長江水のアンモニア態窒素の化学分析の指標が明らかに減少している。これにより、水質改善に向けた活動がより容易になっている」と述べています。
現在、域内の永寧河、赤水河の水質は安定してⅡ類(生活飲用水)の基準に達し、長江本流の水質はⅢ類からⅡ類に改善されており、下流地域に良好な生態環境を提供しています。何剛副局長は、「これから、飲用水の水源を保護する長期的な体制を確立しなければならない」と強調しています。(玉華、星)
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